揺さぶられる坂口安吾

坂口安吾bot 「恋愛というものは、いわば一つの狂気であろう。私の心に住むあの人の姿が遠く離れれば離れるほど、私の狂気は深まっていた。」

「愛し合うことは騙し合うことよりもよっぽど悲痛な騙し合いだ。」

坂口安吾語録である。もちろん恋愛もの語録はいっぱいあるのだろう。坂口安吾の恋愛は、心中穏やかではないと感じる。こんなことも言っている。「私の本当の喜びは恋をすることではない。肉欲にふけることではない。ただ、恋につかれ、恋にうみ、肉欲につかれて、肉欲をいむことが常に必要なだけだ。」ますます安吾は私の興味の対象になる。この人はどんな恋愛をしてきたのか。

 

風と光と二十の私と (講談社文芸文庫)

風と光と二十の私と (講談社文芸文庫)

 

 安吾の本の中でおすすめされた本。あど堕落論だったかな。定かではない。読もうと思っていた本。この本はかれこれ10年ほど前に買った。後生大事にしまっていた。時間があるようだったら読みたい、などどいつも言い訳して読んでこなかったのである。

安吾は激情型なのだろうか。私の中で安吾は穏やかである。まだまだ「彼」を知らない。私はこう見えても、激情型である。彼とは相性が合うだろうか。感受性を激しく揺さぶられることに、快感を覚える。そんな女である。まだまだこれからの間柄なのだが、私は快感を得ることができるのだろうか。お互いぶつかり合うことはできるのであろうか。まだ見ぬ彼との、出会いを早く実現させなければ、と思った。